第20回 ガルウィング取付
さて、今年一番のイベント、遂にガルウィング取付です。
キットはステージ21のガルキットを購入しました。12万です。最近はスプリングダンパーを
使ったガルキットが10万切りで発売されています。
さて、まず取付ですが、その前に不要な部品を取り外す必要があります
ドアを開けて、ドアのヒンジではなく、蝶番のようなものを外します。
この蝶番はピンで止まっています。上から差し込んでいるだけですのでハンマー等
で下から叩き出してあげます。で、蝶番自体を折ります。ペンチなどで上下に折り曲げると蝶番はドアの中に押し込むだけで
そのうち根元から折れます。折らないと開け閉めの時に干渉します。
いいみたいです。
ボディ側の受け軸はそのままでOKです。
その後ドアを閉めて次はフェンダーを外します。

画像の赤丸の部分がネジのある部分です。見つけずらい部分はコーナーランプのすぐ上の
ボルト、フェンダーの下の部分になります。
あとはドアの影になっている部分に二本、サイドステップの裏に1本です。
特に外しにくいのがサイドステップの裏のボルトです。サイドステップを外せればいいのですが、
私はめんどいのでマイナスドライバー等をこじって固定して外しました。
ちなみにガルの取付はラチェットレンチとエクステンションが無いと無理です。
で、ガルキットを取り付けた画像がこちら

ガルキットの販売元の違いで構造にも若干違いがあると思いますので
詳細は説明しませんが、このキットはボルトオンでした。
ボルト類を仮締めしてきちんとドアが開くかどうかを確認してください。取り付ける前に一度仮組みしてフレームに干渉する部分があるようならハンマーで
叩いてへこまします。結構簡単にへこみますよ。
ちなみにまだダンパーは取り付けしてません。動作確認のためです。
この状態でドアの角度調節してもいいのですが、ダンパーを取り付けると
また角度が変わりますので後でやってもいいと思います。ダンパーの反発力の
分角度が増します。
で、キットによってはドアに続く配線を延長しなければなりません。
当方は純正配線のショート防止用のゴムカバーを切り欠いただけで干渉しなかったので延長は
しませんでした。
また、ガルヒンジに干渉するためフェンダーのウィンカーは殺してます。
ドアミラーのウィンカーがあるので大丈夫だろうと思ったからです。
ミラーウィンカーが無い方は厳しいかもしれません。
ダンパーの取り付けですが、通常は一人にドアを支えてもらい、もう一人にダンパーの
固定をしてもらった方が安心です。
当方は一人でやりました。やり方は簡単、ダンパーをとりあえず下だけ固定、ドアを
自分で支えて上を何とか固定する。それだけ。簡単に書いてますが結構きついです。
ドアを支えながらネジを締めるわけですから。
まあできないことは無い程度に理解しておいてください。
ダンパーも取り付けしたらドアが正常に開くかどうかをチェックします。
ドアが閉まっている状態でドアの上下角を調整します。で、ドアを開け閉めしてみて
引っかかる、ドアが閉まらないようならまたドアの上下角を微調整します。
調整が完了したらフェンダーを元に戻すのですが、フェンダーの折り返し部分が
ガルキットのヒンジに干渉しますのでミミ折りをします。
本当は切り取るのが一番いいのですが、金きりばさみ程度では歯がたたないので
曲げました。注意点はペンチで折り曲げようとしてもきびしいです。
注意しながらハンマー等で裏から叩き曲げるのが一番だと思いますが間違いなく
フェンダーが変形します。気になる方は専門のショップ等でフェンダーのミミ折りを
してもらった方がいいと思います。
で、外した手順でボルトを戻していきますがサイドステップ内のボルトは固定しませんでした。
めんどいから(笑)
完成したガルがこちら

どうでしょう?個人的には大満足です。
ドアを上げない状態でも乗り降りできないことはありません。(当方のキットでは)
例えるならスーパー等の駐車場で隣の車が寄せて止まっちゃってドア半分しか開きません
って感じですね。車外からのドアの上下もそれほど力いりませんでした。ただ、乗り込んでの開け閉めは
結構力が要ります。2ダンパー方式のガルがちょっと羨ましかったりします。
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